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「米国改革派教会北日本伝道記録」ミラー著作(翻訳)

  • 執筆者の写真: 新潟居留地研究会 ホ-ムペ-ジ
    新潟居留地研究会 ホ-ムペ-ジ
  • 2024年6月21日
  • 読了時間: 2分
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教会(日本基督教団)、東中通教会(同上教団)、長岡教会(同上教団)、中条教会(同上教団)、村上教会(同上教団)*の建設を果たすのである。*村上教会の件(同註参照)最後に私ごとで恐縮であるが、フェリス女学院(中高)で聖書の時間に女学生に教える経験したことがある。その時に聖書の内容についての拙い説明を聞いてくれた女学生の中からミッションスクールで教師として、また神学校へ献身し神学を学んだ後、チャプレンとして活躍する人々の存在は嬉しいことである。また、今春にミラー夫妻が開拓伝道を始めて教会設立に至った下ノ橋教会(日本基督教団)は東北大震災(2011.3.11)から 11 年後に会堂再建を果たしている。これからも、苦難の地、岩手に「喜の音」(よろこびのおとずれ)を伝えていくことであろう。小生のような小さな僕が、ミラー夫妻の働きに僅かでも参与することが出来たのであれば、これ以上の幸せはない。当時の日本にあって女子教育の為に教育施設を建設することが最も大切と考えたキダー女史の意向を尊重してフェリス女学院建設を決断した米国改革派教会海外伝道局の祈りが、今日も実を結んでいることを読者に伝えたい。そして、今回の出版は東京女子大学・小檜山ルイ先生と明治学院大学・中島耕二先生の長年の研究成果に負っていることを記しておきたい。心から感謝を申し上げる。

 
 
 

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